推しの子ってどんな作品?
田舎の産婦人科医で働く「雨宮吾郎」は、自分に懐いていた患者で12歳の若さで亡くなった少女「さりな」の影響によりアイドルオタクになっていた。
そんな彼の元に突如、活動休止中の彼の推しアイドル「星野アイ」が双子を妊娠した状態で現れる。
子供を産むこともアイドル活動も諦めないというアイに改めて魅力を感じて彼女の内密出産を全力で応援することに決めた雨宮吾郎は彼女の主治医としてつきそう。
しかしアイの出産日に、雨宮吾郎の前にアイのストーカーの「リョースケ」が現れる。
ゴローや星野アイなど関係者しか知らない情報をしるリョースケ。様々な情報を雨宮吾郎に問いかけ雨宮吾郎はその情報が広まると星野アイの元が危機になるためリョースケを追いかけるが見失い、後ろからリョースケによって崖から突き落とされて殺される。
そして目覚めると雨宮吾郎はアイの子供である星野愛久愛海(アクア)として生まれ変わる。
アクアの双子の妹である星野瑠美衣(ルビー)は、何と「さりな」が生まれ変わった姿だった。
二人は互いに生まれ変わる前の記憶を持っていることを知るが、自分たちがかつての医者と患者の関係であったことまでは気づかない。
そのまま二人は、出産したことを隠しつつアイドル活動を再開した星野アイを応援しながら、アイのもとで成長していく。
やがて星野アイの人気はますます上昇し、東京ドームでのライブを控えるまでになる。
しかし東京ドーム公演当日、星野アイは自宅に押しかけてきたリョースケに刺されてアクアとルビーの目の前で死んでしまう。
そしてリョースケは自殺しアクアとルビーはアイの芸能事務所「苺プロダクション」の社長である斉藤夫妻の子として成長していきます。
アクアは、リョースケにアイの妊娠や病院、転居直後の住所などの情報を提供した黒幕が存在が自分とルビーの実父と思われると推察した。
星野アイの交流の範囲から考えると実父は芸能界にいる可能性が高いと考えその人物への復讐を誓う。
そういった「転生系」のお話になります。
個性豊かなキャラクター達
星野アイ・・・アイドルグループ「B小町」のセンターの16歳。メディア露出も増え順調に売り出し中だったが突如「体調不良」を理由に活動を休止してしまう。しかし実際は双子を妊娠し、人目を避けて地方の産婦人科を受診する。施設で育った彼女は家族への憧れから、双子の出産を決意し家庭を築きながら、アイドル業との両立を考え、産婦人科の主治医ゴローの協力もあって無事に双子を出産する。
星野愛久愛海(アクア)・・・本作のメインキャラクターの1人であるカリスマアイドルアイの息子として密かに生を受けたが、産科医・雨宮吾郎(あめみや ごろう)の記憶を引き継いだ転生者。
星野瑠美衣(ルビー)・・・本作のメインキャラクターの1人であるカリスマアイドルアイの娘として密かに生を受けたアクアの双子の妹。兄と同じく、前世の記憶を持つ転生者。
有馬かな・・・当初はフリーで活動し役者を続けるつもりだったがアクアの頼みにより兄妹の所属する苺プロと契約しアイドルに転身することになる。
作品の完成度が高く漫画版もオススメ
現状、全11巻まで発売されておりアニメ版では見れない登場人物のインタビューなどもあり気になる方は是非(^^)
推し活をしてるからこそ伝わるネタや登場するキャラクター達の話に共感する部分があり過去に推し活をしていた方や現在も推し活中の方に是非ともオススメしたい作品です!!